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Administration Console for Google
Administration Console for Google > コマンド リファレンス
Google アカウント認証時にメッセージ「無効なリクエストが送信されています」が表示される場合

Google のセキュリティ向上に伴い、バージョンが 1.4.6 以前の GAdmin の Google アカウント認証時に、メッセージ「無効なリクエストが送信されています」が表示されて正常に利用できない場合があります。
このメッセージが表示される場合は、最新の GAdmin に アップデート してください。

現在お使いの GAdmin のバージョンは、version コマンドで確認できます。
Google アカウント認証時にメッセージ「このアプリはブロックされます」が表示される場合

Google のセキュリティ向上に伴い、バージョンが 1.4.4 以前の GAdmin の Google アカウント認証時に、メッセージ「このアプリはブロックされます」が表示されて正常に利用できない場合があります。
このメッセージが表示される場合は、最新の GAdmin に アップデート してください。

現在お使いの GAdmin のバージョンは、version コマンドで確認できます。
初期設定時にメッセージ「リモート サーバーがエラーを返しました: (400) 要求が不適切です」が表示される場合

Google の実装変更に伴い、バージョン 1.4.2 以前の GAdmin を初期設定時に、メッセージ「リモート サーバーがエラーを返しました: (400) 要求が不適切です」が表示され正常に利用できない場合があります。
このメッセージが表示される場合は、最新の GAdmin に アップデート してください。

現在お使いの GAdmin のバージョンは、version コマンドで確認できます。
実行時にメッセージ「エラーを特定できません」が表示される場合

Google の実装変更に伴い、バージョン 1.4.0 以前の GAdmin を使用した場合に、メッセージ「エラーを特定できません」が表示されて GAdmin を正常に利用できない場合があります。
このメッセージが表示される場合は、最新の GAdmin に アップデート してください。

現在お使いの GAdmin のバージョンは、version コマンドで確認できます。
Google API の廃止に伴う影響について

一部の Google API が廃止されることに伴い、バージョン 1.2.2 以前の GAdmin は、2015 年 4 月 20 日以降、正常に動作しなくなります。
引き続きご利用いただくため、最新の GAdmin に アップデート してください。

現在お使いの GAdmin のバージョンは、version コマンドで確認できます。

注意: バージョン 1.2.2 以前の GAdmin から 1.3.0 以降にアップデートする場合、gadmin --init を再実行して、初期設定 をし直す必要があります。
Postini から移行されたドメインについて

ドメインで Postin から Google Vault への移行を実施した後、list-userscount-users コマンドを実行すると、移行されたユーザーが実行結果に含まれます。これには、退職者向けの Vault Former Employee ライセンスが割り当てられ、Google ライセンスの割り当てが解除されているユーザーも含まれます。また、このために一部のコマンドの実行が失敗することがあります。
弊社ではこれらの問題を認識しており、将来のバージョンの GAdmin で対応を予定しています。
マルチドメインの管理について

バージョン 1.1.0 以降の GAdmin は、マルチドメインの Google に対応しています。
各コマンドの引数で ID を指定するとき、ドメイン名を省略すると、指定した ID はプライマリ ドメインのアドレスとして処理されます。

非プライマリ ドメインのユーザー、ニックネーム、グループを管理する際は、ドメイン名を省略せず、完全なメールアドレスの形式で ID を指定してください。
全般
help
コマンドのヘルプを表示します。

構文:
help [<command-name>]

<command-name>
省略可能です。ヘルプを表示するコマンドの名前を指定します。
省略すると、使用可能なコマンドの一覧が表示されます。
info
gadmin --initgadmin --init-proxy で登録された設定情報を表示します。ただしパスワードは表示されません。

構文:
info
log
管理ツールの実行結果を出力する追加の出力先を設定します。

構文:
log [<filename> | off]

<filename> | off
省略可能です。ファイル名を指定すると、追加の出力が開始されます。off を指定すると、出力結果は標準出力のみに出力されます。
省略した場合、現在の出力先ファイル名が表示されます。
exit
対話モードを終了します。

構文:
exit
ユーザーの管理
list-users
ドメイン内のユーザーの一覧を表示します。

構文:
list-users
count-users
ドメイン内のユーザー数を表示します。

構文:
count-users
list-admins
ドメイン内で管理権限を割り当てられたユーザーの一覧を表示します。

構文:
list-admins
count-admins
ドメイン内で管理権限を割り当てられたユーザー数を表示します。

構文:
count-admins
list-suspended-users
ドメイン内で停止状態のユーザーの一覧を表示します。

構文:
list-suspended-users
count-suspended-users
ドメイン内で停止状態のユーザー数を表示します。

構文:
count-suspended-users
add-user
新しいユーザーを作成します。

構文:
add-user <user-id> <last-name> <first-name> <password> [SHA-1 | MD5] [TEMPORARY] [ADMIN] [SUSPENDED]

<user-id>
ユーザーに割り当てる ID を指定します。指定した ID はメールアドレスのローカル パートになります。

<last-name>
ユーザーの姓を指定します。

<first-name>
ユーザーの名前を指定します。

<password>
ユーザーのパスワードを指定します。

SHA-1 | MD5
省略可能です。
<password> で指定するパスワードが SHA-1 または MD5 ハッシュ値である場合にいずれかを指定します。

TEMPORARY
省略可能です。次回ログイン時にユーザーにパスワード変更を要求する場合に指定します。

ADMIN
省略可能です。ユーザーに管理権限を付与する場合に指定します。

SUSPENDED
省略可能です。ユーザーを停止状態にする場合に指定します。
update-user
ユーザーの情報を更新します。

構文:
update-user <user-id> [ID=<new-id>] [LNAME=<last-name>] [FNAME=<first-name>] [TEMPORARY] [ADMIN | NOADMIN] [SUSPENDED | RESUME]

<user-id>
更新するユーザーの ID を指定します。

ID=<new-id>
省略可能です。ユーザーの ID を変更する場合に指定します。指定した ID はメールアドレスのローカル パートになります。古い ID はユーザーのニックネームとして維持されます。

LNAME=<last-name>
省略可能です。ユーザーの姓を変更する場合に指定します。

FNAME=<first-name>
省略可能です。ユーザーの名前を変更する場合に指定します。

TEMPORARY
省略可能です。次回ログイン時にユーザーにパスワード変更を要求する場合に指定します。

ADMIN | NOADMIN
省略可能です。ユーザーに新たに管理権限を付与する場合に ADMIN を、管理権限を削除する場合に NOADMIN を指定します。

SUSPENDED | RESUME
省略可能です。ユーザーを停止状態にする場合に SUSPENDED を、停止状態から再開する場合に RESUME を指定します。
change-password
ユーザーのパスワードを変更します。

構文:
change-password <user-id> <new-password> [SHA-1 | MD5] [TEMPORARY]

<user-id>
パスワードを変更するユーザーの ID を指定します。

<new-password>
ユーザーの新しいパスワードを指定します。

SHA-1 | MD5
省略可能です。
<new-password> で指定するパスワードが SHA-1 または MD5 ハッシュ値である場合にいずれかを指定します。

TEMPORARY
省略可能です。次回ログイン時にユーザーにパスワード変更を要求する場合に指定します。
delete-user
指定されたユーザーを削除します。

構文:
delete-user <user-id>

<user-id>
削除するユーザーの ID を指定します。
list-nicknames
ニックネームの一覧を表示します。

構文:
list-nicknames [<user-id>]

<user-id>
省略可能です。ニックネームを表示するユーザーの ID を指定します。省略した場合、ドメイン内のすべてのニックネームが表示されます。
count-nicknames
ニックネーム数を表示します。

構文:
count-nicknames [<user-id>]

<user-id>
省略可能です。ニックネーム数を表示するユーザーの ID を指定します。省略した場合、ドメイン内のすべてのニックネーム数が表示されます。
add-nickname
新しいニックネームを作成します。

構文:
add-nickname <user-id> <nickname>

<user-id>
ニックネームを作成するユーザーの ID を指定します。

<nickname>
作成するニックネームを指定します。
delete-nickname
指定されたニックネームを削除します。

構文:
delete-nickname <nickname>

<nickname>
削除するニックネームを指定します。
グループの管理
list-groups
ドメイン内のグループの一覧を表示します。

構文:
list-groups
count-groups
ドメイン内のグループ数を表示します。

構文:
count-groups
add-group
新しいグループを作成します。

構文:
add-group <group-id> [<group-name>]

<group-id>
グループに割り当てる ID を指定します。指定した ID はメールアドレスのローカル パートになります。

<group-name>
グループ名を指定します。
注意: グループのアクセス設定について
Google API の変更により、add-group コマンドを使用してグループのアクセス設定を行うことはできなくなりました。
作成されるグループのアクセス設定は、以前のバージョンの add-group コマンドで ANYONE オプションが指定された場合と同等です。つまり、誰でもグループに対してメールを送信可能であり、グループメンバーのリストを閲覧可能なのはグループ オーナーのみになります。
グループの詳細なアクセス権限を設定するには、グループの作成後に update-group-settings コマンドを使用してください。
update-group
グループの情報を更新します。

構文:
update-group <group-id> [<group-name>]

<group-id>
更新するグループの ID を指定します。

<group-name>
省略可能です。グループ名を指定します。
注意: グループのアクセス設定について
Google API の変更により、update-group コマンドを使用してグループのアクセス設定を行うことはできなくなりました。
グループのアクセス権限を設定するには、update-group-settings コマンドを使用してください。
update-group-desc
グループの説明を更新します。

構文:
update-group-desc <group-id> <description>

<group-id>
更新するグループの ID を指定します。

<description>
グループの説明を指定します。
delete-group
指定されたグループを削除します。

構文:
delete-group <group-id>

<group-id>
削除するグループの ID を指定します。
list-group-members
グループに含まれるメンバーの一覧を表示します。

構文:
list-group-members [<group-id>]

<group-id>
省略可能です。メンバーの一覧を表示するグループの ID を指定します。
省略した場合、ドメイン内のすべてのグループのメンバーの一覧が表示されます。
count-group-members
グループに含まれるメンバー数を表示します。

構文:
count-group-members [<group-id>]

<group-id>
省略可能です。メンバー数を表示するグループの ID を指定します。
省略した場合、ドメイン内のすべてのグループのメンバー数が表示されます。
list-group-owners
グループに含まれるオーナーの一覧を表示します。

構文:
list-group-owners [<group-id>]

<group-id>
省略可能です。オーナーの一覧を表示するグループの ID を指定します。
省略した場合、ドメイン内のすべてのグループのオーナーの一覧が表示されます。
count-group-owners
グループに含まれるオーナー数を表示します。

構文:
count-group-owners [<group-id>]

<group-id>
省略可能です。オーナー数を表示するグループの ID を指定します。
省略した場合、ドメイン内のすべてのグループのオーナー数が表示されます。
add-group-member
グループにメンバー、マネージャー、またはオーナーを追加します。
既に追加されているメンバーの権限を変更する場合もこのコマンドを使用します。

構文:
add-group-member <group-id> (<member-email-address> | *) [MEMBER | MANAGER | OWNER]

<group-id>
メンバー、マネージャー、またはオーナーを追加するグループの ID を指定します。

<member-email-address> | *
メンバー、マネージャー、またはオーナーのメールアドレスを指定します。
* を指定すると、ドメイン内の全ユーザーがグループのメンバーとなります。

MEMBER | MANAGER | OWNER
省略可能です。指定したメールアドレスをメンバーとして追加する場合は MEMBER を、マネージャーとする場合は MANAGER を、オーナーとする場合は OWNER を指定します。
省略すると、MEMBER が使用されます。

MANAGER は、Google ドメインで Groups for Business が有効になっている場合に使用することができます。
delete-group-member
グループからメンバーまたはオーナーを削除します。

構文:
delete-group-member <group-id> (<member-email-address> | *)

<group-id>
メンバーまたはオーナーを削除するグループの ID を指定します。

<member-email-address> | *
削除するメンバーまたはオーナーのメールアドレスを指定します。
* を指定すると、ドメイン内の全ユーザーをグループのメンバーから削除します。
update-group-settings
Google Groups for Business グループの設定を更新します。
このコマンドを使用するには、Google で Groups for Business が有効になっている必要があります。

構文:
update-group-settings <group-id> <setting-key1>=<setting-value1> [<setting-key2>=<setting-value2> ...]

<group-id>
設定を更新する Groups for Business グループの ID を指定します。

<setting-key1>=<setting-value1> <setting-key2>=<setting-value2> ...
グループ設定のキーと設定する値を指定します。キーと値のペアは、スペースで区切って複数指定することができます。

例:
グループ g1 の [設定] - [管理] - [スパム メッセージ] 設定を [管理キューをスキップしてグループに投稿] に変更するには、下記のようにします。

update-group-settings g1 spamModerationLevel=ALLOW

例:
グループ g2 の [権限] - [アクセス権限] - [メンバーを表示] 設定を [グループのすべてのメンバー] に変更するには、下記のようにします。

update-group-settings g2 whoCanViewMembership=ALL_MEMBERS_CAN_VIEW

例:
グループ g3 の [権限] - [アクセス権限] - [トピックを表示] 設定を [グループのすべてのメンバー] に変更するには、下記のようにします。

update-group-settings g3 whoCanViewGroup=ALL_MEMBERS_CAN_VIEW

例:
グループ g4 へのウェブ画面からの投稿を無効にし、さらにアーカイブ機能をオフにするには、下記のようにします。

update-group-settings g4 allowWebPosting=false isArchived=false

例:
グループ g5 を Gmail のオートコンプリートの表示対象から除外するには、以下のように実行します。

update-group-settings g5 includeInGlobalAddressList=false

使用可能なキーと値の組み合わせの詳細は、Google Admin SDK Groups Settings API の開発者向けドキュメントを参照してください。

Groups for Business の画面上で設定できるすべての項目を、このコマンドで設定できるわけではないことに注意してください。
共有連絡先の管理
list-contacts
共有連絡先の一覧を表示します。

構文:
list-contacts
count-contacts
ドメイン内の共有連絡先の数を表示します。

構文:
count-contacts
add-contact
新しい共有連絡先を作成します。

構文:
add-contact <email-address> <name> [ORG=<organization>] [TITLE=<title>] [PHONE=<phone-number>,...] [EMAIL=<email-address>,...]

<email-address>
共有連絡先に登録するメールアドレスを指定します。

<name>
共有連絡先の名前を指定します。

ORG=<organization>
省略可能です。共有連絡先の組織情報(組織名)を指定します。

TITLE=<title>
省略可能です。共有連絡先の組織情報(肩書)を指定します。

PHONE=<phone-number>,...
省略可能です。共有連絡先の電話番号を指定します。複数指定する場合は、各電話番号をカンマで区切ります。

EMAIL=<email-address>,...
省略可能です。共有連絡先の追加のメールアドレスを指定します。複数指定する場合は、各メールアドレスをカンマで区切ります。
update-contact
共有連絡先の情報を更新します。

構文:
update-contact <email-address> [NAME=<name>] [ORG=<organization>] [TITLE=<title>] [PHONE=<phone-number>,...] [EMAIL=<email-address>,...]

<email-address>
更新する共有連絡先のメールアドレスを指定します。

NAME=<name>
省略可能です。共有連絡先の名前を変更する場合に指定します。

ORG=<organization>
省略可能です。共有連絡先の組織情報(組織名)を変更する場合に指定します。

TITLE=<title>
省略可能です。共有連絡先の組織情報(肩書)を変更する場合に指定します。

PHONE=<phone-number>,...
省略可能です。共有連絡先の電話番号を変更する場合に指定します。

EMAIL=<email-address>,...
省略可能です。共有連絡先の追加のメールアドレスを変更する場合に指定します。
delete-contact
指定された共有連絡先を削除します。

構文:
delete-contact <email-address>

<email-address>
削除する共有連絡先のメールアドレスを指定します。
ユーザー プロファイルの管理
list-profiles
ドメイン内のユーザー プロファイルの一覧を表示します。

構文:
list-profiles
count-profiles
ドメイン内のユーザー プロファイル数を表示します。

構文:
count-profiles
update-profile
ユーザー プロファイルを更新します。

構文:
update-profile <user-id> [ORG=<organization>] [TITLE=<title>] [PHONE=<phone-number>,...]

<user-id>
プロファイルを更新するユーザーの ID を指定します。指定する ID はメールアドレスのローカル パートです。

ORG=<organization>
省略可能です。ユーザー プロファイルの組織情報(組織名)を指定します。

TITLE=<title>
省略可能です。ユーザー プロファイルの組織情報(肩書)を指定します。

PHONE=<phone-number>,...
省略可能です。ユーザー プロファイルの電話番号を指定します。複数指定する場合は、各電話番号をカンマで区切ります。
注意: 追加のメールアドレスの設定について
Google API の変更により、update-profile コマンドを使用してユーザー プロファイルに追加のメールアドレス設定を行うことはできなくなりました。
組織の管理
list-ou
ドメイン内の組織の一覧を表示します。

構文:
list-ou
count-ou
ドメイン内の組織数を表示します。

構文:
count-ou
add-ou
新しい組織を作成します。

構文:
add-ou <name> [<parent-path>]

<name>
組織に割り当てる名前を指定します。
同一組織内のサブ組織名は一意である必要があります。組織名は半角スラッシュ "/" を含むことはできません。

<parent-path>
省略可能です。作成する組織の上位組織名を、半角スラッシュ "/" 区切りのパス形式で指定します。省略した場合、組織はトップレベルに作成されます。
delete-ou
指定された組織を削除します。

構文:
delete-ou <path>

<path>
削除する組織名を半角スラッシュ "/" 区切りのパス形式で指定します。
list-ou-users
組織に所属するユーザーの一覧を表示します。

構文:
list-ou-users [<path>]

<path>
省略可能です。ユーザーの一覧を表示する組織名を半角スラッシュ "/" 区切りのパス形式で指定します。ドメインのルート組織に所属するユーザーの一覧を表示する場合、"/" を指定してください。
省略した場合、ドメイン内で 1 件以上のユーザーが所属するすべての組織について、ユーザーの一覧が表示されます。
count-ou-users
組織に所属するユーザー数を表示します。

構文:
count-ou-users [<path>]

<path>
省略可能です。ユーザー数を表示する組織名を半角スラッシュ "/" 区切りのパス形式で指定します。ドメインのルート組織に所属するユーザー数を表示する場合、"/" を指定してください。
省略した場合、ドメイン内で 1 件以上のユーザーが所属するすべての組織について、ユーザー数が表示されます。
move-user
ユーザーを指定された組織に移動します。

構文:
move-user <user-id> <path>

<user-id>
移動するユーザーの ID を指定します。

<path>
ユーザーの移動先組織名を半角スラッシュ "/" 区切りのパス形式で指定します。ドメインのルート組織に移動する場合、"/" を指定してください。
ドメインの管理
list-domains
ドメインの一覧を表示します。

構文:
list-domains [-full]

-full
省略可能です。ドメインの所有権確認状況を表示し、プライマリ ドメインを識別する場合に指定します。
count-domains
ドメイン数を表示します。

構文:
count-domains
add-domain
新しいドメインを追加します。

構文:
add-domain <domain-name>

<domain-name>
追加するドメイン名を指定します。
新しいドメインは、非プライマリ ドメインとして追加されます。
delete-domain
指定されたドメインを削除します。

構文:
delete-domain <domain-name>

<domain-name>
削除するドメイン名を指定します。
ユーザー、ニックネーム、グループのメールアドレスとしてドメインがまだ使用されている場合は削除できません。
プライマリ ドメインを削除する場合は、先に update-primary-domain コマンドを使用して、別の非プライマリ ドメインと交換しておく必要があります。
list-domain-aliases
ドメイン エイリアスの一覧を表示します。

構文:
list-domain-aliases [-full]

-full
省略可能です。ドメイン エイリアスの所有権確認状況を表示する場合に指定します。
count-domain-aliases
ドメイン エイリアス数を表示します。

構文:
count-domain-aliases
add-domain-alias
新しいドメイン エイリアスを追加します。

構文:
add-domain-alias [<domain-name>] <domain-alias-name>

<domain-name>
省略可能です。ドメイン エイリアスを追加するドメインを指定します。省略すると、プライマリ ドメインに対してドメイン エイリアスが追加されます。

<domain-alias-name>
追加するドメイン エイリアス名を指定します。
delete-domain-alias
指定されたドメイン エイリアスを削除します。

構文:
delete-domain-alias <domain-alias-name>

<domain-alias-name>
削除するドメイン エイリアス名を指定します。
update-primary-domain
プライマリ ドメインを変更し、既存の非プライマリ ドメインと交換します。

構文:
update-primary-domain <new-domain-name>

<new-domain-name>
変更後のプライマリ ドメイン名を指定します。
指定するドメイン名は、事前に Google 管理コンソール または add-domain コマンドを使用して非プライマリ ドメインとして追加し、ドメイン所有権の確認 が完了している必要があります。

プライマリ ドメインが変更されたことを確認するには、list-domains -full を実行してください。
注意: メールアドレスの変更について
プライマリ ドメイン名を変更しても、既存のユーザーのメールアドレスは変更されません。ユーザーのメールアドレスを新しいプライマリ ドメイン名に変更するには、update-user コマンドを使用してください。
Gmail 設定の管理
list-sendas
ユーザーの Gmail 設定から、追加の送信元アドレスの一覧を表示します。

このコマンドは現在使用できません。一部の Google API の廃止に伴い、2019 年 10 月 16 日以降、このコマンドは使用できません。Gmail の設定を管理するには、Google 管理コンソール の Gmail を使用してください。

構文:
list-sendas [<user-id>]

<user-id>
省略可能です。追加の送信元アドレスを表示するユーザーの ID を指定します。省略した場合、ドメイン内のすべてのユーザーの追加の送信元アドレスが表示されます。
add-sendas
ユーザーの Gmail 設定に、追加の送信元アドレスを作成します。

このコマンドは現在使用できません。一部の Google API の廃止に伴い、2019 年 10 月 16 日以降、このコマンドは使用できません。Gmail の設定を管理するには、Google 管理コンソール の Gmail を使用してください。

構文:
add-sendas <user-id> <email-address> [DEFAULT] [CREATE]

<user-id>
追加の送信元アドレスを作成するユーザーの ID を指定します。

<email-address>
追加の送信元アドレスを指定します。

DEFAULT
省略可能です。作成する追加の送信元アドレスを標準の送信元として設定する場合に指定します。

CREATE
省略可能です。追加の送信元アドレスをユーザーのニックネームとして同時作成する場合に指定します。
enable-pop
ユーザーの Gmail 設定で POP アクセスを有効にします。

このコマンドは現在使用できません。一部の Google API の廃止に伴い、2019 年 10 月 16 日以降、このコマンドは使用できません。Gmail の設定を管理するには、Google 管理コンソール の Gmail を使用してください。

構文:
enable-pop <user-id> [ALL] [KEEP | ARCHIVE | DELETE]

<user-id>
POP アクセスを有効にするユーザーの ID を指定します。

ALL
省略可能です。受信トレイの全てのメールで POP を有効にする場合に指定します。省略すると、今後受信するメールで POP が有効になります。

KEEP | ARCHIVE | DELETE
省略可能です。POP アクセス時の Gmail の動作を指定します。

KEEP: メールを受信トレイに残します。
ARCHIVE: メールをアーカイブします。
DELETE: メールを削除します。

省略した場合、KEEP が使用されます。
disable-pop
ユーザーの Gmail 設定で POP アクセスを無効にします。

このコマンドは現在使用できません。一部の Google API の廃止に伴い、2019 年 10 月 16 日以降、このコマンドは使用できません。Gmail の設定を管理するには、Google 管理コンソール の Gmail を使用してください。

構文:
disable-pop <user-id>

<user-id>
POP アクセスを無効にするユーザーの ID を指定します。
list-pop
ドメイン内で POP アクセスが有効になっているユーザーの一覧を表示します。

このコマンドは現在使用できません。一部の Google API の廃止に伴い、2019 年 10 月 16 日以降、このコマンドは使用できません。Gmail の設定を管理するには、Google 管理コンソール の Gmail を使用してください。

構文:
list-pop [<user-id>]

<user-id>
省略可能です。指定した場合、特定のユーザーの POP アクセスが有効になっているかどうかを確認できます。
enable-imap
ユーザーの Gmail 設定で IMAP アクセスを有効にします。

このコマンドは現在使用できません。一部の Google API の廃止に伴い、2019 年 10 月 16 日以降、このコマンドは使用できません。Gmail の設定を管理するには、Google 管理コンソール の Gmail を使用してください。

構文:
enable-imap <user-id>

<user-id>
IMAP アクセスを有効にするユーザーの ID を指定します。
disable-imap
ユーザーの Gmail 設定で IMAP アクセスを無効にします。

このコマンドは現在使用できません。一部の Google API の廃止に伴い、2019 年 10 月 16 日以降、このコマンドは使用できません。Gmail の設定を管理するには、Google 管理コンソール の Gmail を使用してください。

構文:
disable-imap <user-id>

<user-id>
IMAP アクセスを無効にするユーザーの ID を指定します。
list-imap
ドメイン内で IMAP アクセスが有効になっているユーザーの一覧を表示します。

このコマンドは現在使用できません。一部の Google API の廃止に伴い、2019 年 10 月 16 日以降、このコマンドは使用できません。Gmail の設定を管理するには、Google 管理コンソール の Gmail を使用してください。

構文:
list-imap [<user-id>]

<user-id>
省略可能です。指定した場合、特定のユーザーの IMAP アクセスが有効になっているかどうかを確認できます。
enable-webclip
ユーザーの Gmail 設定でウェブクリップを有効にします。

このコマンドは現在使用できません。一部の Google API の廃止に伴い、2019 年 10 月 16 日以降、このコマンドは使用できません。Gmail の設定を管理するには、Google 管理コンソール の Gmail を使用してください。

構文:
enable-webclip <user-id>

<user-id>
ウェブクリップを有効にするユーザーの ID を指定します。
disable-webclip
ユーザーの Gmail 設定でウェブクリップを無効にします。

このコマンドは現在使用できません。一部の Google API の廃止に伴い、2019 年 10 月 16 日以降、このコマンドは使用できません。Gmail の設定を管理するには、Google 管理コンソール の Gmail を使用してください。

構文:
disable-webclip <user-id>

<user-id>
ウェブクリップを無効にするユーザーの ID を指定します。
enable-forward
ユーザーの Gmail 設定でメール転送を有効にします。

このコマンドは現在使用できません。一部の Google API の廃止に伴い、2019 年 10 月 16 日以降、このコマンドは使用できません。Gmail の設定を管理するには、Google 管理コンソール の Gmail を使用してください。

構文:
enable-forward <user-id> <forward-to> [KEEP | MARK_READ | ARCHIVE | DELETE]

<user-id>
メール転送を有効にするユーザーの ID を指定します。

<forward-to>
転送先メールアドレスを指定します。転送先メールアドレスは、ユーザーが転送先として確認したメールアドレスか、またはドメイン内のメールアドレス(非プライマリ ドメインとドメイン エイリアスのメールアドレスを含む)である必要があります。

KEEP | MARK_READ | ARCHIVE | DELETE
省略可能です。メール転送時の Gmail の動作を指定します。

KEEP: メールを受信トレイに残します。
MARK_READ: メールを既読にします。
ARCHIVE: メールをアーカイブします。
DELETE: メールを削除します。

省略した場合、KEEP が使用されます。
disable-forward
ユーザーの Gmail 設定でメール転送を無効にします。

このコマンドは現在使用できません。一部の Google API の廃止に伴い、2019 年 10 月 16 日以降、このコマンドは使用できません。Gmail の設定を管理するには、Google 管理コンソール の Gmail を使用してください。

構文:
disable-forward <user-id>

<user-id>
メール転送を無効にするユーザーの ID を指定します。
list-forward
ドメイン内で Gmail のメール転送が有効になっているユーザーの一覧を表示します。

このコマンドは現在使用できません。一部の Google API の廃止に伴い、2019 年 10 月 16 日以降、このコマンドは使用できません。Gmail の設定を管理するには、Google 管理コンソール の Gmail を使用してください。

構文:
list-forward [<user-id>]

<user-id>
省略可能です。指定した場合、特定のユーザーのメール転送が有効になっているかどうかを確認できます。
list-delegates
ドメイン内の Gmail アクセス委任の一覧を表示します。

このコマンドは現在使用できません。一部の Google API の廃止に伴い、2019 年 10 月 16 日以降、このコマンドは使用できません。Gmail の設定を管理するには、Google 管理コンソール の Gmail を使用してください。

構文:
list-delegates [<user-id>]

<user-id>
省略可能です。アクセス委任の一覧を表示するユーザーの ID を指定します。省略した場合、ドメイン内のすべてのユーザーのアクセス委任が表示されます。
add-delegate
ユーザーの Gmail 設定に新しいアクセス委任を作成します。

このコマンドは現在使用できません。一部の Google API の廃止に伴い、2019 年 10 月 16 日以降、このコマンドは使用できません。Gmail の設定を管理するには、Google 管理コンソール の Gmail を使用してください。

構文:
add-delegate <user-id> <delegate-address>

<user-id>
アクセス委任を作成するユーザーの ID を指定します。

<delegate-address>
アクセスの委任先ユーザーのメールアドレスを指定します。

新しく作成したアクセス委任が list-delegates コマンドの結果に表示されるようになるまで、数分かかる場合があります。

アクセスを委任されたユーザーが実際に委任されたメールボックスにアクセスできるようになるまで、数時間程度かかる場合があります。
delete-delegate
ユーザーの Gmail 設定から指定されたアクセス委任を削除します。

このコマンドは現在使用できません。一部の Google API の廃止に伴い、2019 年 10 月 16 日以降、このコマンドは使用できません。Gmail の設定を管理するには、Google 管理コンソール の Gmail を使用してください。

構文:
delete-delegate <user-id> <delegate-address>

<user-id>
アクセス委任を削除するユーザーの ID を指定します。

<delegate-address>
削除するアクセス委任先ユーザーのメールアドレスを指定します。

ユーザーが Gmail 設定から手動で作成し、委任先ユーザーがまだ承諾していないか拒否したアクセス委任を、delete-delegate コマンドで削除することはできません。このようなアクセス委任は、list-delegates コマンドの結果に PENDING または REJECTED と表示されます。
add-neverspam-filter
ユーザーの Gmail 設定に、すべてのスレッドを受信トレイに表示する(迷惑メールにしない)フィルタを作成します。

このコマンドは現在使用できません。一部の Google API の廃止に伴い、2019 年 10 月 16 日以降、このコマンドは使用できません。Gmail の設定を管理するには、Google 管理コンソール の Gmail を使用してください。

構文:
add-neverspam-filter <user-id>

<user-id>
フィルタを作成するユーザーの ID を指定します。
Google カレンダー設定の管理
list-calendar-acl
カレンダーに設定されている共有権限の一覧を表示します。

構文:
list-calendar-acl <calendar-id>

<calendar-id>
共有権限の一覧を表示するカレンダーの ID を指定します。ユーザーのメールアドレス、リソース カレンダーのアドレス、追加のカレンダーのアドレスを指定できます。
count-calendar-acl
カレンダーに設定されている共有権限数を表示します。

構文:
count-calendar-acl <calendar-id>

<calendar-id>
共有権限数を表示するカレンダーの ID を指定します。
add-calendar-acl
カレンダーの共有権限を追加します。
既存の共有権限のレベルを変更する場合も、このコマンドを使用します。

構文:
add-calendar-acl <calendar-id> (<guest-id> | DOMAIN | DEFAULT) [FREEBUSY | READ | WRITE | FULL]

<calendar-id>
共有権限を追加するカレンダーの ID を指定します。

<guest-id> | DOMAIN | DEFAULT
追加する共有先をユーザーまたはグループの ID で指定します。
DOMAIN を指定すると、ドメイン全体への共有を設定できます。DEFAULT を指定すると、インターネット全体への共有を設定できます。

FREEBUSY | READ | WRITE | FULL
省略可能です。共有先に対して設定する共有権限のレベルを指定します。

FREEBUSY: 予定の時間枠のみを表示 (詳細を非表示)
READ: 閲覧権限 (すべての予定の詳細)
WRITE: 予定の変更権限
※ [ DEFAULT WRITE ] の組み合わせは使用できません。
FULL: 変更および共有の管理権限
※ [ DEFAULT FULL ] の組み合わせは使用できません。

省略すると、READ が使用されます。
delete-calendar-acl
カレンダーの共有権限を削除します。

構文:
delete-calendar-acl <calendar-id> (<guest-id> | DOMAIN | DEFAULT)

<calendar-id>
共有権限を削除するカレンダーの ID を指定します。

<guest-id> | DOMAIN | DEFAULT
削除する共有先をユーザーまたはグループの ID で指定します。
DOMAIN を指定すると、ドメイン全体への共有が削除されます。DEFAULT を指定すると、インターネット全体への共有が削除されます。
list-resources
ドメイン内のカレンダー リソースの一覧を表示します。

このコマンドは現在使用できません。ドメイン内のリソースを管理するには、Google 管理コンソール のリソース管理を使用してください。

構文:
list-resources [-full]

-full
省略可能です。リソースの種類と説明を表示する場合に指定します。省略すると、リソース ID, リソース名、メールアドレスのみ表示されます。

-full が指定されたとき、リソースの説明に改行が含まれている場合は、説明の前後に引用符が追加されて出力されます。
count-resources
ドメイン内のカレンダー リソース数を表示します。

このコマンドは現在使用できません。ドメイン内のリソースを管理するには、Google 管理コンソール のリソース管理を使用してください。

構文:
count-resources
add-resource
新しいカレンダー リソースを作成します。

このコマンドは現在使用できません。ドメイン内のリソースを管理するには、Google 管理コンソール のリソース管理を使用してください。

構文:
add-resource <name> [<type> [<description>]]

<name>
リソース名を指定します。
<type>
省略可能です。リソースの種類を指定します。省略すると、リソースの種類はブランクに設定されます。
<description>
省略可能です。説明を指定します。省略すると、説明はブランクに設定されます。
update-resource
カレンダー リソースの情報を更新します。

このコマンドは現在使用できません。ドメイン内のリソースを管理するには、Google 管理コンソール のリソース管理を使用してください。

構文:
update-resource (<resource-id> | <email> | <name>) [NAME=<name>] [TYPE=<type>] [DESC=<description>]

<resource-id> | <email> | <name>
更新するリソースをリソース ID, メールアドレス、リソース名のいずれかで指定します。
NAME=<name>
省略可能です。リソース名を変更する場合に指定します。
TYPE=<type>
省略可能です。リソースの種類を変更する場合に指定します。
DESC=<description>
省略可能です。説明を変更する場合に指定します。
delete-resource
指定されたカレンダー リソースを削除します。

このコマンドは現在使用できません。ドメイン内のリソースを管理するには、Google 管理コンソール のリソース管理を使用してください。

構文:
delete-resource <resource-id> | <email> | <name>

<resource-id> | <email> | <name>
削除するリソースをリソース ID, メールアドレス、リソース名のいずれかで指定します。
Google ドライブの管理
list-quota
ユーザーのストレージ容量と使用状況の一覧を表示します。

このコマンドは現在使用できません。一部の Google API の廃止に伴い、2015 年 4 月 20 日以降、このコマンドは使用できません。ユーザーのストレージ容量を確認するには、Google 管理コンソール のレポート機能を使用してください。

構文:
list-quota [<user-id>] [-kb | -mb | -gb] [-over:<usage%>] [-u]

<user-id>
省略可能です。指定した場合、特定のユーザーのストレージ容量と使用状況を確認できます。

-kb | -mb | -gb
省略可能です。指定した場合、容量を KB, MB または GB 単位で表示します。省略した場合、容量はバイト数で表示されます。

-over:<usage%>
省略可能です。指定した場合、ストレージの使用率が指定された使用率を上回るユーザーのみ出力します。

-u
省略可能です。指定した場合、ユーザー名のみを出力し、ストレージ容量と使用率を出力しません。
その他
sleep
指定された秒数の間、管理ツールの実行を停止します。

構文:
sleep [<seconds-to-sleep>]

<seconds-to-sleep>
省略可能です。GAdmin の実行を停止する秒数を指定します。省略した場合、0 が使用されます。
datetime
現在のシステム日付と時刻を表示します。

構文:
datetime
version
バージョン情報を表示します。

構文:
version
Administration Console for Google > コマンド リファレンス
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